2007年9月18日火曜日

No title

行ってきやした!バリバリ。出張報告&長文いきます!ほんとにいい波だった。3日目を除いては。。とりあえず20代最後の夏はきっちり返してもらいました。1ヶ月分パドリングした感じ。うんうん。

今回のメインディッシュはクラマスちゃんでしたが、え~これ不戦敗。えへ。
言い訳は、潮周りと風があわないんす。この時期は昼間は完全にオンショアで、朝のうちがハイタイドの場合は風弱いんでできますが、この4日間は朝がロータイド。だからクラマス狙いたい方は朝ハイタイドの日を選んでいったほうがいいっすよ。

それでも、行かない訳にはいきましぇん。で、行ってきました最終日。「あわよくば」っていうか「入る気満々」で。なんでかっていうと、前日ネットでチェックしたらクラマス付近が風が弱い。わおぅ。チャンス到来!!
「昼はオンショアだからクラマスは無理ね。サーフィンできないよ、メ~ン」って言うサーフガイドに、「ダメだったら、貝がら拾うから行ってくれ頼むよ、メ~ン」と説き伏せ、上げ潮の時間にあわせてレッツらゴー。

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わ、割れてる。っていうか、でかい。2人海に入ってる。
・・・無理。どう考えても無理。ダブルくらいのが「殺すぞ~、ゴラァァ」って感じで結構頻繁に御入場。
・・・死ぬな。ええ、死にます。
ヘタレ度120%発揮。カメラ小僧に大変身。
もうね、スープが波より高いのでわかると思いますが、ドッカンも超ドッカン。千葉のドッカンの10倍ドッカン。4月よりでかい。もうね、自殺したい人は、強制的にここに連れてくるべし、と思った。「し、死にたくねぇぇ」って、絶対思うね。

まだミドルタイドで手前には岩が出てるのに、ローカル2名がブーツ履いて入ってたけど、もうね、キ○ガイ。別世界の異星人。世の中にはこんな人もいるみたい。。
テイクオフするたびに、「あぁぁ~。早くプルアウトしとけ~~。」ってハラハラするもん。

ってなわけでクラマスはパス1。

で、今回はエアポートレフトでご馳走になっちゃいました。エアポートリーフは初日と最終日(クラマス後直行)。潮によっては波が腰くらいで「おいおい」って感じだったけど、さすがそこはバリってことで、ホントに干満で波が出る。潮が上げてくるとアタマオーバーがバンバン状態。ここはグーフィーオンリーのリーフなんすけど、別にハードでなくて、すごく乗りやすい。人も10人くらいで。
くずれそうでくずれない、ショルダーピンピンなやっぱリーフって感じ。グーフィーでこんなに乗れたのは初めてッス!推定100mライド。
なかでも1本だけ自己満足紹介すると、ピークよりややレギュラーよりからテイクオフしてグーフィー。(ほら、ケリーちゃんがパイプラインでよくやるやつ!)でもって、グインとアップスンして、オッキー並にバックサイドボトムターン、でもって、あんな角度でリップにボード当てたのそれはもう初めてなわけで。ひたすら乗せてくれた。
こんな充実したバックサイドは初めてっす。まー話半分で聞いてくださいな。

今回はね、どこも日本人サーファーが少なかった。相変わらずバリローカル&オージーはキレスギですが。
4日間とも昼間のハイタイドはリーフ狙いで質重視。夕方のロータイドはクタビーチで量重視なサーフィンしました。
もうね、最終日なんて筋肉痛っていうより、骨痛。骨がミシミシいってた感じ。

しっかし、リーフっていい波だけど、当然ビビリも入るわけですよ、ヘタレな僕にとっては。今回も、ボードも自分の足も同じくらいのかすり傷を負った訳で・・・。夕方のビーチdeサーフィンなんて死ぬほど落ち着くもんね。もう温泉入ってるくらい落ち着く。「あ~やっぱサンドが最高よね~」なんて思ってるし。。

で、地獄の3日目・・・。
3日目は、4月のとってもいいイメージがあったので、バリアンに行こうと。。
これまたハイタイドに合わせていったんっすが。。

サイズがあるので、アウトとインサイドの2箇所で割れる。セットはアウトで割れる。5-6ft。スープはアタマ半。アウトで割れるのは、おれにすると完全にクローズ。。それ以外の普通のは、インサイドで割れて、あたま半くらいのこれはいい感じのグーフィー。

でも、インサイド狙い=アウトのセットを食らう。はい、誰でもわかります。

オージーも何人か見てるけど、まだ誰も入っていない。あのメローはバリアンちゃんはどこへ行ったのかしら。。

正直、嫌だった。入るの。
でも今からクタ方面に戻るとハイタイドを逃す。(バリアンは遠くて2時間近くかかります。)しかもガイドのセプちゃん(※)は、既に着替えてて、「やらないの?」って感じでこっちを見る。くそ~、お、おのれ~!リーマンサーファー魂みせちゃる!!
※ ガイドですが結局ウラちゃんと連絡つかずに、別のガイドをなんとか見つけました。(K様、373様ありがとうございました!)

あっさりインサイドのグーフィーポイントまでは行けた。オージーも入ってきてる。
インサイドでグーフィーを待つ。何本か乗る。
でもね、あんまスッキリしない。そう、ブルドーザー君(6ftのセット)が来ると、どうせグルングルンでしょ。グルングルンで済むのか?そう。奴は、いつ来るか分からんが、必ず来る。

・・・沖になんだか大きな山を発見。あ~キ、キターーー!!アウトで割れたブルドーザー君。

ゴぉぐおおおぉぉぉぉぉ。。後ろ確認。誰もいない⇒OK。無理は承知でドルフィンしてみる。0.01秒で板は離れ、もみくちゃ。・・・ま、まだっすか?水面まだデスカ??
やっと水面抜けたら、案の定、ブルドーザー2号君がコンニチハ。

・・・もう死ぬかと思った。アタマ半のスープはいままでもあったような気がするけど、なんか水量が半端ないス。なんかケツの方の筋肉がピクピクしてます。寒気で。。そのうち、セットがもうバンバン入る。。

マジでもういいって思った。けど、ガイドのセプちゃんより、どうしても先にはあがれん!という無意味な我慢大会を勝手に開始。
学生のころ、よく飲み会とかで、「SとMのどっち?」とか女の子に質問して、「まじ?じゃ、今までで一番Mなプレイは?」とかっていう、どうしようもない下ネタ誘導作戦する人がいるけど、っていう話を聞いたけど、おれは、ドMでした。そして、一番Mなプレイは、水量大杉のアタマ半のスープにグリングリンにまかれること。

「セプちゃん早く上れ、このヤロー。」って思いながら、サーフィンっていうか、巻かれ続け、そのうちセプちゃんが上った。「おーやったー!勝ったぞ!」とおもって、ちょっと遅れて上った。

その後・・・。
「セット苦しかったね。」というセプちゃんに、「いや~。いいグーフィー乗ったよー。セットは、ちょっとだけキツかったね。」と鼻水だらだらの泣きっ面で強がってみた。

フフフ。奴に日本人サーファーの根性を見せつけてやったぜ。へへん!
でもね、強がるとこういう刺激はある意味貴重っす。もう千葉の○リブも普通にいける気がする。混雑とか人のイザコザは別ですが。

というわけで、酸いも甘いもあったバリ出張だったわけですが、やっぱね、サーフィンってやんないと話にならないけど、やればやるほど、それなりに上手くなるし、ハマるし、僕なんて実際ハマってるわけでそれが怖かったりするんですが、その反面、やればやるほど、そのキ○ガイな異星人とのカベの大きさを見せつけられる。昔はDVDみてても、これくらいできるんじゃないか?って思ってたのが、今は無理。ってそのすごさがわかるっていうか。。

なんか、ヘタレ度を再確認するために海外にいってる気がする。オージーとか、バリローカルはありえないところからドロップするし。もうホント嫌になる。まぁ、自分は自分のスタイルでサーフィンを楽しむことですかね。

とにかく、もっと、いい波乗るために、また海外、絶対イキマス!!

K様、Iキャプテン様、Cosby幹事長様コメント等々ありがとうございました!
今度、一緒に行きましょうよ!!ぜぇひぃぃ~~!!

4 件のコメント:

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    お帰り!

    レポート、超面白い!伝わるな~。でも最後の文あたりは「さすが」って感じで、サーフィン、続けてると気持ちが盛り上がったり、そのキ●ガイみて、ガクッとオチたり。この繰り返し。でもそれが魅力(人生と似てて?)でもあるのかな…。



    とにかく、今までの“出張”史上、最もスパルタンだったようで…。

    「骨痛」には、相当笑わせてもらいましたぁ~!!



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    Cosbyさん、どーもです。

    いや~アホさ加減が伝わったようで、うれしいっす(?)。やっぱ海外行くべしっすよ!!

    ・・・しっかし、仕事がたまってて、つらいっす。。

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    いやーー面白い!

    人のトリップレポートってなんて面白いんだろう(笑)



    セットのスープの連荘はきついよね~~



    僕も行きたくなりました。



    エアポートとかクタリーフのメローな波でどこまでできるか試してみたいな~~

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    ��、キターーーーーーーーーー!! 宴会部長さん!!



    トリップレポートっていうか、僕の巻かれ話が面白いんでしょ!

    もう!

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